「Claude Codeで社内Slackのメッセージを読んだり、投稿したりできたら便利なのに」 そう思ったことはありませんか? 実はClaude Codeには、外部サービスと接続するための「MCP(Model Context Protocol)」という仕組みがあります。 これを使えば、Claude CodeからSlackのチャンネルを閲覧したり、メッセージを投稿したり、スレッドに返信したりできるようになります。 この記事では、Slack Appの作成からClaude Codeとの接続、実際の操作まで、初心者でもつまずかないように丁寧に解説します。
まず、Slackの管理画面でBotアプリを作成します。
ブラウザで以下を開きます。
https://api.slack.com/apps
Slackにログインした状態でアクセスしてください。
Claude CLI(任意の名前でOK)左メニューから 「OAuth & Permissions」 を開きます。 ページを下にスクロールして 「Bot Token Scopes」 セクションを見つけ、「Add an OAuth Scope」 をクリックして以下のスコープを追加します。
ポイント: 最初から全部入れておくと、後からスコープ不足でエラーになることを防げます。スコープを追加するたびにAppの再インストールが必要になるため、まとめて設定するのがおすすめです。
スコープの設定が終わったら、同じページの上部にある 「Install to Workspace」 をクリックします。 確認画面が表示されるので 「許可する」 をクリック。
インストールが完了すると、Bot User OAuth Token が表示されます。
xoxb-xxxxxxxxxxxx-xxxxxxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
xoxb- で始まるこの文字列がBot Tokenです。コピーして安全な場所に控えてください。
注意: このTokenは秘密情報です。GitHubなどに公開しないでください。
Claude Codeの設定ファイルにMCPサーバーの情報を追加します。 ターミナルで以下を実行して設定ファイルを開きます:
code ~/.claude/settings.json
エディタは何でもOKです。VS Code以外なら open ~/.claude/settings.json や nano ~/.claude/settings.json でも構いません。
settings.json に以下のように追記します:
{
"mcpServers": {
"slack": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@anthropic-ai/mcp-server-slack"],
"env": {
"SLACK_BOT_TOKEN": "xoxb-ここにあなたのBot Tokenを貼る",
"SLACK_TEAM_ID": "ここにチームIDを入れる"
}
}
}
}
既に他の設定がある場合は、mcpServers の中に "slack": {...} を追加してください。
チームID(ワークスペースID)は、ブラウザでSlackを開いたときのURLから確認できます:
https://app.slack.com/client/T02N34QNAN7/C06DM3U9JBV
^^^^^^^^^^^^
ここがチームID
T で始まる文字列がチームIDです。
設定を反映するために、Claude Codeを一度終了して再起動します:
# Ctrl+C で終了してから
claude
起動時に「Slack MCP Server connected」のようなメッセージが表示されれば成功です。
重要: BotはSlackチャンネルに参加していないと、そのチャンネルのメッセージを読めません。 操作したいチャンネルで、以下のSlackコマンドを入力します:
/invite @Claude CLI
(@Claude CLI は STEP 1 で設定したApp名に置き換えてください)
これでBotがチャンネルに参加し、閲覧・投稿が可能になります。
Claude Codeを起動して、自然言語で話しかけるだけで操作できます。
Slackのチャンネル一覧を見せて
#generalの最新10件のメッセージを見せて
#generalに「テスト投稿です」と投稿して
#generalの最新の投稿に「了解しました」と返信して
#designに@design_memberメンション付きで「対応お願いします」と投稿して
実は、MCP Serverが使えない環境でも、Bot TokenさえあればcURL経由で操作可能です。 Claude Codeに以下のように伝えるだけです:
このSlack Bot Tokenを使って#generalの最新メッセージを取得して:
xoxb-xxxxxxxxxxxx-xxxxxxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Claude CodeがcURLコマンドを組み立ててSlack APIを叩いてくれます。
おすすめ: 普段はMCP Serverを使い、接続トラブル時のフォールバックとしてcURL方式を知っておくと安心です。
Bot Tokenに必要なスコープが不足しています。
スコープ追加後は必ず再インストールが必要です。これを忘れると反映されません。
Botがチャンネルに参加していません。対象チャンネルで /invite @Claude CLI を実行してください。
プライベートチャンネルの場合、Botが参加していないと存在自体が見えません。チャンネル内から招待する必要があります。
settings.json のJSON構文が正しいか確認(カンマの過不足に注意)npx コマンドが使えるか確認(npx --version で確認)Slack連携ができると、Claude Codeの使い方が大きく広がります。
/design-request で依頼チャンネルを確認→要件整理→対応」といった業務フローも構築できます。settings.json にMCP設定を追記する