私は毎日、Claude Codeで仕事をしています。 ニュースを集める。 記事を書く。 サムネイルを作る。 SNS投稿文を仕上げる。 この全工程を、コードを1行も書かずに やっています。 「え、それ全部AIがやってるの?」 はい。日本語で「やりたいこと」を伝えているだけです。 この記事では、買ったばかりのPCから始めて、仕事を自動化するまでの全手順 を解説します。 3ステップです。
この記事は、3月18日開催の KAWAI Seminar Vol.3「笑っちゃうほど簡単なClaude Code入門」の内容を記事化したものです。
手順の前に、ゴールを見せます。 私がClaude Codeで毎日やっている作業:
「今日のAIニュースを調べて、 川合の事業に最適な題材を3つ提案して」
これを入力すると、Claude Codeが自動でWebを検索し、私の事業戦略に合った題材を提案してくれます。 そこから、
「1つ目の題材で記事を書いて」
と言えば記事の初稿ができ、
「サムネイルのプロンプトを作って」
と言えばサムネイルの設計図ができ、
「X投稿文を作って」
と言えばSNSの投稿文ができる。 全部、日本語です。 全部、同じツールの中で完結します。 ここまでが「何ができるか」です。 ここからは「どうやるか」を解説します。
Claude Codeは、Anthropic社が開発したターミナルで動くAIアシスタント です。 https://code.claude.com/docs/ja/overview ターミナルとは、PCに文字で指示を出す黒い画面のこと。 「黒い画面」と聞くとエンジニア向けに思えますが、やることは日本語を打ち込むだけです。
https://claude.com/ja-jp/pricing Claude Codeを使うには、以下のどちらかが必要です。 1. Claude Pro & Max(月額 $17 & $100〜 / 約15,000円)
Macの場合、アプリケーション → ユーティリティ → ターミナルで開けます。
Spotlightで「ターミナル」と検索しても出てきます。
黒い画面が出たら準備完了です。
Claude Codeを動かすには Node.js が必要です。 ターミナルに以下を入力してください:
node -v
バージョン番号が表示されればOK。 表示されない場合は、以下のコマンドでインストールします:
brew install node
brew が入っていない場合は、先にHomebrewをインストールしてください:
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
コピー&ペーストで大丈夫です。
ターミナルに以下を入力:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
これで完了です。
作業したいフォルダに移動してから:
claude
これだけ。 初回は認証画面が出るので、Anthropicのアカウントでログインしてください。
ログインが済んだら、試しに日本語で話しかけてみてください:
こんにちは。今日の日付を教えて
返事が返ってきたら、 インストール成功です。
Windowsの場合も基本は同じです。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code を実行claude で起動インストールしただけでは、Claude Codeは「まだ何も知らないAI」です。
あなたが誰で、何の仕事をしていて、どんなルールで動いてほしいか。
これを教える必要があります。
その 教科書 が CLAUDE.md です。
プロジェクトのルートフォルダにCLAUDE.md というファイルを置くだけで、Claude Codeは毎回それを読み込みます。
つまり、毎回同じことを説明しなくていい。
これがClaude Codeの最大の武器です。
最初は、以下の4つだけ書けば十分です。
## あなたの役割
あなたは私のパーソナルAIアシスタントです。
## 私について
- 名前: (あなたの名前)
- 職業: (あなたの職業)
- 目的: (このプロジェクトで何をしたいか)
## 振る舞いルール
- 回答は簡潔にする
- 日本語で回答する
- 確認が必要な時だけ質問する
- それ以外は自分で判断して進める
## 優先順位
1. 正確さ
2. スピード
3. 読みやすさ
## 禁止事項
- ファイルを削除しない
- 確認なしに外部へ送信しない
ターミナルで以下を実行すれば、 CLAUDE.mdファイルが作成できます:
touch CLAUDE.md
あとはテキストエディタで開いて、上の4項目を自分用に書き換えるだけ。もしくは、いつも通りPCの画面を操作してファイル編集してもOKです。
CLAUDE.mdを置く前と後で、Claude Codeの応答がどう変わるか。 置く前:
> 記事を書いて
→ 汎用的な記事が出力される。誰向けかわからない。
置いた後:
> 記事を書いて
→ あなたの仕事に合わせた記事が出力される。
トーン、読者層、構成が最初から合っている。
この差は、使えば使うほど実感します。
CLAUDE.mdが「頭脳」なら、スキルは「専門技術」です。 スキルとは、特定の仕事を指示するファイル のことです。 例えば「記事を書くスキル」を作ると、
/writer 今日のAIニュースで記事を書いて
と入力するだけで、あなたが定義した手順・ルール・構成で記事を書いてくれるようになります。
スキルは .claude/skills/ フォルダにMarkdownファイルとして置きます。
プロジェクト/
├── CLAUDE.md
└── .claude/
└── skills
└── writer.md
writer.md の中身はこんな感じ:
# Writer — 記事執筆スキル
## あなたの役割
企画書に基づいて、note記事の初稿を書いてください。
## ルール
- 見出し(H2)は4〜6個
- 1段落は3行以内
- 冒頭に「全文無料で読めます」を入れる
- 末尾にCTAを入れる
## 手順
1. テーマの核心を1文で言語化する
2. 読者が「読んだ後にどう変わるか」を定義する
3. 構成を決める
4. 各セクションを書く
5. 冒頭と末尾を仕上げる
これだけです。 コードは1行もありません。日本語で「何をしてほしいか」を書くだけ。
いきなり多くのスキルを作る必要はありません。 まずはこの3つから始めてください。
あなたが最も頻繁にやる「作る作業」を自動化する。
作ったものを批判的にチェックするスキル。
# Review — 品質レビュー
## あなたの役割
批判的かつ客観的なレビュワーとして振る舞ってください。
## チェック項目
- 事実に誤りはないか
- 読者の行動につながるか
- 冗長な箇所はないか
- 論理の飛躍はないか
## 出力形式
問題点を箇条書きで指摘し、
各項目に修正案を添えてください。
情報を集めて整理するスキル。
# Research — 調査
## あなたの役割
指定されたテーマについて調査し、
構造化された情報を返してください。
## ルール
- Web検索を使用する
- 情報源を明記する
- 事実と意見を分ける
この3つがあれば、「調べる → 作る → チェックする」の基本サイクルが回ります。
Claude Codeの中で/ + スキル名で呼び出します:
/writer AI時代のデザイナーの役割について記事を書いて
/review さっき書いた記事をレビューして
/research 最新のAIデザインツールを調べて
これだけで、スキルファイルに書いたルールに従って作業が実行されます。
ここまでの3ステップをまとめます。
ステップ1: インストール
Claude Codeを入れる。5分で終わる。
ステップ2: CLAUDE.md
自分の情報とルールを書く。自分専用のAIになる。
ステップ3: スキル
よくやる作業をファイルにする。呼び出すだけで実行される。
この3つが揃うと、あなたの仕事はこう変わります: Before:
Claude Codeを使い始めると、いくつかの壁にぶつかります。
その中で最も多いのが「急にAIの精度が落ちる」 問題です。
これはコンテキストの渋滞が原因で、/clear と /compact で解決できます。
3月18日(水)12:10〜12:50、メンバーシップ会員限定で Claude Code入門ウェビナー を開催します。 記事を読んでから参加すると、理解が倍速になります。noteメンバーシップ LIGHT以上 の方は無料で参加できます。 個別にワークフローを構築したい方は MENTA で。 → MENTAはこちら チームで導入したい方は 法人研修 として。 → お問い合わせ