Claude Codeを複数のMacで使っていると、端末を変えるたびにCLAUDE.mdやrulesがない状態からのスタートになります。 この記事では、4台のMacから全く同じ設定でClaude Codeを動かすためのセットアップ手順を、コピペできるコマンド付きで解説します。 所要時間は5分。一度やれば、以降は git push / git pull だけで全端末の設定が揃います。
Claude Codeのユーザー設定は ~/.claude/ というフォルダに保存されています。このフォルダは端末ローカルなので、Mac Aで作り込んだ設定はMac Bには反映されません。
公式ドキュメントにも「Auto memory is machine-local(端末ごとにローカル)」と明記されています。
つまり、普通に使っている限り、端末ごとに設定がバラバラになるのは仕様通りの動作です。
iCloud DriveやDropboxで同期する方法もありますが、シンボリックリンクとの相性問題が起きることがあります(特にiCloudはシンボリックリンク先を正しく同期しないケースがある)。 Gitで管理するのがベストです。理由は3つ。
~/.claude/ の中身は全部同期すればいいわけではありません。
大きく2種類に分かれます。
mkdir ~/claude-config
cd ~/claude-config
git init
同期したいファイルをコピーします。
cp ~/.claude/CLAUDE.md .
cp ~/.claude/settings.json .
cp -r ~/.claude/rules .
commands/ や hooks/ がある場合はそれらもコピーしてください。
cp -r ~/.claude/commands .
# あれば
cp -r ~/.claude/hooks .
# あれば
git add -A && git commit -m "initial"
git remote add origin git@github.com:自分のアカウント/claude-config.git
git push -u origin main
事前にGitHubでプライベートリポジトリを作っておいてください。
シンボリックリンクとは「ショートカット」のようなものです。~/.claude/CLAUDE.md を開くと、実体は ~/claude-config/CLAUDE.md を見に行く仕組みになります。
まず元ファイルを退避します。
mv ~/.claude/CLAUDE.md ~/.claude/CLAUDE.md.bak
mv ~/.claude/settings.json ~/.claude/settings.json.bak
mv ~/.claude/rules ~/.claude/rules.bak
重要: mv(移動)してから ln(リンク)を張ります。既にフォルダが存在する状態で ln -s すると、フォルダの中にリンクが作られてしまうためです。
シンボリックリンクを作成します。
ln -s ~/claude-config/CLAUDE.md ~/.claude/CLAUDE.md
ln -s ~/claude-config/settings.json ~/.claude/settings.json
ln -s ~/claude-config/rules ~/.claude/rules
正しく張れたか確認します。
ls -la ~/.claude/CLAUDE.md
-> /Users/自分/claude-config/CLAUDE.md と表示されればOKです。
git clone git@github.com:自分のアカウント/claude-config.git ~/claude-config
あとはStep 3と同じです。既存ファイルを退避してリンクを張ります。
mv ~/.claude/CLAUDE.md ~/.claude/CLAUDE.md.bak
mv ~/.claude/settings.json ~/.claude/settings.json.bak
mv ~/.claude/rules ~/.claude/rules.bak
ln -s ~/claude-config/CLAUDE.md ~/.claude/CLAUDE.md
ln -s ~/claude-config/settings.json ~/.claude/settings.json
ln -s ~/claude-config/rules ~/.claude/rules
設定を変更したら、その端末でpushします。
cd ~/claude-config
git add . && git commit -m "update" && git push
他の端末では、作業を始める前にpullします。
cd ~/claude-config
git pull
これだけです。シンボリックリンクが張ってあるので、pullした瞬間にClaude Codeの設定も更新されます。
2台の端末で同時に設定を変更すると、Gitのコンフリクト(衝突)が起きます。基本は「1台で変更 → push → 他の端末で pull」の流れを守ってください。 慣れてきたら、CLAUDE.md自体に「設定ファイルを変更したら ~/claude-config で git add, commit, push して」と書いておくと、Claude Codeが自動で同期してくれるようになります。
大丈夫です。
projects/ はClaude Codeが作業中に自動で蓄積するメモリ(Auto Memory)で、ディレクトリのパスをキーにして管理されています。
例えば /Users/kawai/myproject で作業すると -Users-kawai-myproject/ というフォルダが自動生成されます。
端末ごとにユーザー名やパスが異なれば別のキーになるため、同期しても意味がありません。そして同期しなくても、各端末で作業するうちに自然と蓄積されていきます。
本当に大事なのは CLAUDE.md と rules/ です。ここに自分の指示やルールが集約されていれば、どの端末でも同じ振る舞いになります。
~/.claude/ は端末ローカル。複数Macで使うなら同期の仕組みが必要CLAUDE.md, settings.json, rules/ の3つ。認証情報と projects/ は同期しない
セットアップは5分、運用は git push / git pull だけ。まずはメインのMacで ~/claude-config を作るところから始めてみてください。
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