Skillsの動きが変わっていることに気づいたのは、会話を100回以上重ねた後でした。設計したはずのルールが守られない。投稿のトーンがズレる。最初は偶然だと思っていました。でも再現性がある。原因を特定するのに時間がかかりました。
Claude Code には Skills という仕組みがあります。~/.claude/skills/<スキル名>/ ディレクトリを作り、その中に SKILL.md を置きます。ルール・参照ファイル・実行プロトコルを記述しておくと、対応する指示が来たときにそのスキルが自動で発火します。
私は X 投稿作成・note 記事執筆・図解生成などのスキルを設計し、数週間運用していました。最初はきれいに動いていました。
ところが会話を重ねるにつれ、スキルの挙動が少しずつズレ始めました。
Claude Code にはデフォルトで auto-memory 機能が有効になっています。
会話のたびに、Claude は学習した内容を自動的にメモリファイルへ書き込みます。保存場所は ~/.claude/projects/<プロジェクトパス>/memory/ です。
問題は、このメモリの内容がセッション開始時に Skillsのコンテキストとして読み込まれることです。
具体的に何が起きるか:
~/.claude/settings.json を開き、以下を追記します。
{
"autoMemoryEnabled": false
}
これだけです。
設定場所の使い分け: 全プロジェクトで無効化したい場合は ~/.claude/settings.json(ユーザー設定)に追記。特定プロジェクトのみ無効化したい場合は .claude/settings.json(プロジェクト設定)に追記。どちらでも動作する。
この設定で memory への自動書き込みが停止します。
変わらないこと:
CLAUDE.md の読み込みは通常通り動作するmemory/ 配下に自分でファイルを置いた場合)はそのまま残る~/CLAUDE.md か ~/.claude/CLAUDE.md に直接書くことで代替できますauto-memory は便利な機能です。最初に使うユーザー、プロンプトより会話で設定したい人には価値があります。
ただし、Skillsを細かく設計して「毎回同じ挙動」を求めるなら、この機能は邪魔になります。設計したルールより学習済みの内容が優先される可能性があるからです。
設定は1行。元に戻したければ true に変えるか行ごと削除するだけです。Skillsが意図通りに動かないと感じたら、まずここを確認してみてください。
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