ロゴマークのデザインが完成し、「よしできた!どんどん活用していくぞ!」となっていませんか?
そのロゴマークをあなた一人が使うのであれば、100歩譲ってそれで良いかもしれません。
もし複数名で使うのであればロゴマークのレギュレーションが必要です。
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レギュレーションはマニュアルや取扱説明書のようなものです。
ロゴマークの使い方を共有し、誰が使用しても同じ見え方にすることが目的です。そうすることで一貫したブランドイメージを提供し続けることができます。
当たり前ですが、どんなロゴマークなのかを掲載します。
基本形が正方形に近い画角だった場合、「横に長い場所に配置した場合にはどのような組み方になるのか」「マークで使う場合はあるのか」など、ロゴマークが使われるシーンを見越してパターンを作成することを推奨します。
例えば、SNSアイコンに入れる時は正円に収まるように組んだパターン。Webサイトのヘッダーに入れる場合は、横に長いパターンなど、使用シーンを具体的にイメージしましょう。
パターンが足りないと、SNSアイコンに横長のロゴマークを配置することになったり、Webページのヘッダーに正方形画角のロゴマークを配置することになってしまいます。
その場合、マークを極端に小さく配置することになってしまうので、パターンを用意することは非常に重要です。
WebやSNSなどで使用する場合は「RGB」、チラシや冊子などの紙媒体に使用する場合は「CMYK」で設定しましょう。
※「RGB」と「CMYK」の違いについては割愛します。
これを決めておかないと好き勝手に色を変更されてしまい、ブランドイメージが統一されません。
色は一番早く人がキャッチするものなので、特に注意が必要です。「この色は、あのブランドだ!」と、色=特定のブランドとリンクされるようになれば、だいぶ認知されやすくなっている状態です。
また、背景が明るいとき、背景が暗いときの場合はどうするかなど、使用シーンを先回りしてルールを決めておきましょう。
ロゴマークの識別性、独立性を保持するために一定の余白(アイソレーション)を設定しましょう!
もし余白がないと、他の要素と近すぎてロゴマークの形状が不明瞭になってしまいます。結果、ロゴマークが認知されず、記憶に残らないものになってしまいます。
ロゴマークの高さの1/2〜1/4の幅で余白を設定することが多い印象です。
これも余白を設定する理由と同じなのですが、ロゴマークが視認できる最小サイズを明示します。
使用する媒体によってはどうしても配置場所が小さくなってしまう場合があります。
その場合、「最低でも、このサイズよりは小さくしないでね」というラインを設定します。
印刷の場合は要素がインクでつぶれてしまわないよう、綺麗に印刷できる最小サイズを指定しましょう。
余白や最小サイズも禁止事項といえば禁止事項なのですが、ここでは「こんな使い方はあかん!」というルールを紹介します。
写真背景への配置(ロゴマークを密度の高い写真の上に置いちゃダメ)
これらのレギュレーションを守ることで、一貫したブランドイメージを保つことができます。
社内で「この場合はOK?」という質問がきたら、その点は追記する必要があるかもしれません。頻繁に同じような問い合わせがきたら、それはレギュレーションに追記するべき項目です。
「何でそんなものが必要なの?」と思った方もいるかもしれません。
レギュレーションがないと、「ものすごく小さく使われて見えない」「余白がない部分に配置され、見栄えが良くない」「色が変わっていてブランドカラーが保てていない」「形が変わっていて、そもそもマークが変わってしまっている」「背景が複雑な場所に配置されて、醜い」など、意図しない使われ方をされてしまう可能性があります。
ロゴマークを常に同じ見え方にすることで、顧客にあなたのブランド認知が構築されています。
人に例えると、何度か会っているうちにあなたのことが理解され、好意を持ってもらうイメージです。
レギュレーションがなく、ロゴマークの見え方が統一されていないとどうでしょう。会うたびに顔が変わっていて、どれが本当のあなたなのかが分からない。信頼が積み重なっていかないですよね。
人に例えると分かりやすいと思います。ロゴマークを常に同じ見え方にするために、レギュレーションはとても大事なツールとなっています。
ロゴマークを作ることはとても大変な作業です。
チラシやバナーなどと違い、一度作成したら長く使われます。
長く使われ、たくさんの人に認知されていく中でロゴマークの存在価値が向上していきます。
その価値向上をスムーズにし、良いイメージを築くためにはイメージの一貫性がとても大事です。
レギュレーションを蔑ろにせず、「我が子を大切に育ててもらうため」だと思って作成してください。
ロゴマークは見た目が完成したときではなく、人々のイメージが構築されたときがゴールです。