社員のAIスキル向上は急務ですが、ありきたりの研修では参加者の心に響きません。 本記事は、Web制作会社の株式会社ベイジ様で高評価を得た「画像生成AI研修」の事例を基に、成功の鍵となった企画の原則を解説します。 https://baigie.me/ https://twitter.com/kawai_design/status/1957399237961851168 ぜひフォローをお願いします。 ポッドキャストでも同じテーマでお話ししました。 ながらインプットしたい方はぜひご活用ください。 https://youtu.be/LTYo9zWyL-8?si=YeLgYOL2UJ5TbVYU
初めて法人向けの研修を企画するにあたり、当初はより広範なテーマを想定していました。 ベイジ社が持つ戦略立案からタスク分解に至る精緻なプロセス全体に対し、どの部分でAIを活用できるかを示すという壮大な構想です。「調査、分析、戦略設計」といった上流工程でAIを使う方法をレクチャーすることも考えました。 しかし、ふと立ち止まるきっかけがありました。 研修時間は1時間半という限られたものです。 この時間内で戦略から実装までの全工程に触れると、一つ一つの解説が薄っぺらになってしまう懸念があります。 原点に立ち返ると、先方からの依頼は明確に「画像生成AI」に関するものでした。相手が本当に求めているテーマに焦点を絞り、その価値を最大化させることこそが重要だと判断し、テーマを画像生成AIに特化させる決断をしました。
研修内容を特化させた次に注力したのは、参加者の集中力を維持し、学びを最大化させるための進行方法です。 プレゼンテーションは一方的な情報伝達になりがちですが、それでは記憶に残りません。そこで意識したのが、登壇者が5を話したら1は相手の話を聞く、あるいは問いかけるというコミュニケーションの比率です。 これは「TED Talks」で人気のトークでも見られる手法で、適度な問いかけや質疑応答の時間を挟むことで、双方向性を生み出しました。 さらに、研修がその場限りのイベントで終わらないための工夫も実施。研修後も参加者が自律的に学び、実践を続けられるように、具体的なプロンプトを200個以上まとめた資料や、すぐに使えるチェックリストを提供しました。 いわば「お土産」を用意することで、学びを行動に移すための具体的な足がかりを構築したのです。この準備が、研修の価値を時間的な制約を超えて高めることにつながりました。
研修を終えた後、ベイジ社の代表である枌谷氏からは「期待以上の内容だった」という、大変嬉しい言葉をいただきました。 https://twitter.com/baigie_sns/status/1958728418646008059 練りに練った企画が、相手の満足という最高の形で実を結んだ瞬間でした。何より、相手が真に求める一点に集中するという企画の軸が正しかったことの証明だと感じています。 この成功体験は、私にとって大きな転機となりました。これまで個人向けに情報発信をすることが中心でしたが、法人組織に対して価値を提供するという新たな扉が開いたのです。 一つの企業内で共通の知識やスキルが浸透することのインパクトの大きさを実感し、今後は法人向けの研修やコンサルティングにも一層力を入れていきたいと考えています。
今回の事例から得られた教訓は、研修の成功はテーマの広さではなく、課題解決の深さで決まるということです。 もし、あなたの会社でAI活用を推進したいと考えているなら、まずは何に一番困っているのか、どのスキルが事業成長に直結するのかを見極めることが第一歩となります。 本件に関するご相談や、貴社に最適化した研修プログラムの企画に興味をお持ちでしたら、ぜひお問い合わせください。 まずは無料相談の場を設け、貴社の具体的な課題や目標についてお話をお伺いできれば幸いです。