【AI × スライド】「未来予測」と「AIツール」をご紹介
2025. 02. 02
想定する読者
- ビジネスパーソン: プレゼン資料作成に時間をかけたくない方
- 教育関係者: 効率的に講義資料を作成したい方
- デザイン初心者: 見栄えの良いスライドを簡単に作りたい方
得られる価値
この記事を読むことで、AIを活用したスライド生成ツールの特徴や使い方を理解し、自分のニーズに合ったツールを選択できるようになります。
また、各ツールの強みや料金体系を把握することで、効率的かつ効果的な資料作成が可能になります。
はじめに
プレゼンテーション資料の作成は、ビジネスや教育現場で欠かせない作業です。しかし、デザインや構成に時間を取られ、本来の目的である「内容の伝達」に集中できないことも多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するのが、AIを活用したスライド生成ツールです。
この記事では、11ツールを紹介します。それぞれの特徴や使い方、料金体系を詳しく紹介し、あなたに最適なツール選びをサポートします。
スライド生成 未来予測
✅ 2025年:生成AIとの融合が始まる
2025年には、すでに実用化が進む生成AIツール(例:ChatGPT、画像生成AIなど)が、プレゼンテーションソフトウェアに組み込まれる流れが加速すると予想されます。具体的には、
- 自動コンテンツ生成の初歩的実装
ユーザーが短い入力(キーワードや簡単な指示)を与えるだけで、AIが文章や箇条書き、グラフ、図表などを自動で生成し、資料の下地を作成します。これにより、従来の手作業中心の資料作成が大幅に効率化され、内容のドラフト作成時間が短縮されるでしょう。
- デザインテンプレートの高度化
AIがユーザーの業種や目的に合わせた最適なデザインテンプレートや配色、レイアウトを提案する機能が実装され、誰でもプロフェッショナルな見た目のスライドが簡単に作れるようになります。
この時期は、既存のスライド作成ツールと生成AIの融合により、資料作成の初歩的な自動化が進む時代となるでしょう。
✅ 2027年:自動生成から高度な編集へ
2027年になると、生成AIの能力はさらに向上し、単なる下地作成に留まらず、より文脈に沿ったストーリーテリングやデータの視覚化が可能になると考えられます。
- スライド全体の自動生成
ユーザーがテーマや目的を簡単に入力するだけで、AIが論理的なストーリーラインを構築し、内容、レイアウト、デザイン、さらには関連する画像や動画を組み合わせた完全なスライドデッキを自動生成できるようになります。
- パーソナライズと学習機能の強化
過去の作成データや業界トレンド、ユーザーの好みを学習することで、最適な資料構成や視覚表現を提案する機能が向上。ユーザーは自動生成されたスライドをもとに、微調整や補足説明など高度な編集に専念できるようになるでしょう。
この段階では、生成AIが「共同作成者」として、ユーザーの意図や背景に応じた資料作成を支援するレベルにまで到達すると予測されます。
✅ 2030年:AIがプレゼンテーション作成のパートナーに
2030年には、生成AIとスライド作成ツールの連携がさらに深化し、スライドや資料作成のプロセス自体がほぼ自動化され、AIが実質的な「共同著者」として機能する時代になると考えられます。
- 完全自動生成とリアルタイム更新
ユーザーの大まかな指示や現在のデータをもとに、AIが動的に内容を生成・更新。たとえば、最新の市場データや統計情報がリアルタイムで反映され、プレゼンテーション中に内容が自動的にアップデートされるようなシステムも期待されます。
- インタラクティブな資料作成
拡張現実(AR)やインタラクティブコンテンツの統合により、聴衆との双方向コミュニケーションを実現。ユーザーはAIによる自動生成のスライドをベースに、必要に応じた対話形式の資料や、会議中に参加者の反応に合わせた動的な変更を加えることができるでしょう。
- クリエイティブな共同作業の深化
AIが自律的に学習し進化することで、従来の単なる情報整理を超え、創造的なアイディアの提案や、複雑なストーリー構成の作成を支援する「パートナー」としての役割が強化されます。これにより、資料作成はユーザーとAIの共同作業となり、人間の創造性とAIの計算力・学習力が融合した新たなアウトプットが生み出されるでしょう。
このように、2030年以降は、スライド・資料作成のプロセス自体が大きく変容し、AIと人間が真のパートナーシップを築く環境へと進化すると予測されます。
✅ 未来予測まとめ
- 2025年
生成AI技術がスライド作成ツールに初歩的に組み込まれ、コンテンツ生成やデザイン提案などの自動化が進む。
- 2027年
AIが文脈を深く理解し、完全なスライドデッキを自動生成する能力が向上。パーソナライズや高度な編集支援により、共同作成者としての役割が強化される。
- 2030年
AIがプレゼンテーション作成のほぼ全工程を自動化し、リアルタイム更新やインタラクティブな機能を持つ、まるで共同著者のようなパートナーとなる。これにより、資料作成は人間の創造性とAIの強みが融合した新たな形態へと進化する。
生成AIの進化に伴い、今後のスライド・資料作成は、単なる「作業ツール」から「創造のパートナー」へと変貌を遂げると考えられます。これにより、業務効率の向上だけでなく、より質の高い、説得力のあるプレゼンテーションが実現される未来が待っているでしょう。
🤖 Felo
https://felo.ai/?invite=pPvgJor4YDBMr
特徴
Feloは、東京を拠点とするスタートアップ企業Felo Inc.が開発したAI搭載の検索エンジンです。自然言語処理(NLP)技術を活用し、ユーザーが入力した質問に対して正確かつ迅速な回答を提供します。Feloは、広告のないシンプルなインターフェースを特徴とし、情報収集や知識管理を効率化するための多機能を備えています
主な機能
- グローバル検索: 世界中のリソースにアクセスし、母国語での回答を提供。
- 学術論文検索: 論文を検索し、母国語に自動翻訳。研究の効率を向上させます。
- AIプレゼンテーション生成: 検索結果を基にPowerPointやGoogleスライドを自動生成。テンプレートのカスタマイズも可能です。
- マインドマップ作成: 検索結果を視覚化し、情報の整理やアイデアの構造化を支援します。
- URL要約: ウェブページの内容を簡潔に要約し、効率的な情報収集をサポートします。
- ドキュメント検索: PDFやWord、Excelなどの形式で保存された文書を簡単に検索可能。
Feloでスライド生成している様子
https://twitter.com/kawai_design/status/1849463454035484982
https://twitter.com/kawai_design/status/1839973507813519753
料金
Feloはフリーミアムモデルを採用しており、無料プランと有料プランが用意されています。
- 無料プラン: 基本機能を利用可能。
- Proプラン: 月額料金で高度な機能(例: GPT-4oやClaude 3.5へのアクセス)を提供。
料金の詳細は公式サイトで確認できます。
🤖 イルシル
https://irusiru.jp/
特徴
イルシルは、日本人ユーザー向けに特化したスライド生成AIツールです。直感的な操作性と高品質なデザインが特徴で、1,000種類以上のテンプレートを備えています。テキストを入力するだけで、プロフェッショナルなスライドを自動生成できます。
主な機能
- テンプレートの豊富さ: ビジネス、教育、イベントなど多様な用途に対応。
- 日本語対応: 日本語での入力に最適化されており、言語の壁を感じさせません。
- カスタマイズ性: 自動生成されたスライドを自由に編集可能。
ブランドカラーに合わせたスライド生成が可能
色も”6色”設定できるので、ブランドカラーにするのも簡単。一番実用的なスライド生成ツールはイルシルかもしれません。
編集機能も充実
料金
- 無料プラン
- パーソナルプラン: 月額1,680円(税込1,848円)
- ビジネスプラン: 月額2,980円(税込3,278円)
🤖 Gamma
https://gamma.app/ja
特徴
Gammaは、AIを活用してプレゼン資料やWebページを数秒で作成できるツールです。デザインやコーディングのスキルが不要で、初心者でも簡単に使えます。
主な機能
- プロンプト入力: 1行のテキストを入力するだけでスライドを生成。
- デザインの柔軟性: テーマやレイアウトの変更が簡単。
- 多機能性: プレゼン資料だけでなく、Webページやドキュメントの作成も可能。
スライド生成する手順
- ChatGPTなどでスライドの内容を作成
- Gammaにプロンプト流し込み
- オリジナルテーマを作成し、微調整
Canvaで作成するより10倍以上早くスライドが作成できました。課題はクオリティコントロール。
Gammaで生成する際の工夫
Gammaの「見出し」はデフォルトだと大きく、少し幼稚な印象を受けます。一番大きい文字を「見出し3」くらいの大きさに設定すると、知的な印象にできると思いました。和文向きに文字のサイズ調整が必要ですね。
また、デフォルトの文字間が「-2」になっているので、「+2」にして少しゆったり組んでいます。 もしかしたら欧文だからデフォルトがきつめなのかもしれません。 和文フォントがもっと増えると嬉しい。(課金すればフォント追加ができそう)
https://twitter.com/kawai_design/status/1834951575187468440
料金
- 無料プラン: 400クレジット付与(生成ごとに40クレジット消費)
- 有料プラン: 詳細は公式サイトで確認。
🤖 MarpWebEditor
https://marpwebeditor.app/
特徴
MarpWebEditorは、Markdown形式でスライドを作成できるオープンソースツールです。シンプルな操作性と高いカスタマイズ性が魅力です。
主な機能
- Markdown対応: コードを書く感覚でスライドを作成可能。
- 多様な出力形式: HTML、PDF、PPTX形式でのエクスポートが可能。
- オープンソース: 無料で利用でき、カスタマイズも自由。
MarpWebEditorで生成したスライド
https://twitter.com/kawai_design/status/1865288838719115652
料金
🤖 Canva
https://www.canva.com/
特徴
Canvaは、デザイン初心者からプロまで幅広く利用されているデザインプラットフォームです。AI機能を活用して、スライドやポスター、動画などを簡単に作成できます。
主な機能
- Magic Design™: AIがブランドに合ったデザインを提案。
- 豊富なテンプレート: 何千種類ものテンプレートを利用可能。
- コラボレーション機能: チームでの共同編集が可能。
料金
- 無料プラン
- 有料プラン: 月額1,500円(税込1,650円)~
🤖 Tome
https://tome.app/
特徴
Tomeは、AIアシスタントを搭載したストーリーテリングツールです。プレゼン資料だけでなく、絵本や動画の作成にも対応しています。
主な機能
- DALL•E 統合: AIによる画像生成機能を搭載。
- レスポンシブデザイン: PC、タブレット、スマホでの閲覧に最適化。
- 多様なコンテンツ対応: テキスト、画像、3Dレンダリング、動画など。
料金
- 無料プラン
- プロフェッショナルプラン: 月額16ドル
- エンタープライズプラン: 要問い合わせ
🤖 MagicSlides
https://www.magicslides.app/
特徴
MagicSlidesは、Googleスライドの拡張機能として提供されるAIツールです。テキストやPDF、YouTubeのURLを入力するだけでスライドを生成します。
主な機能
- Googleスライド統合: 既存のGoogleスライドに直接追加可能。
- 多様な入力形式: テキスト、PDF、URLからスライドを生成。
- 簡単操作: 拡張機能をインストールするだけで利用可能。
料金
- 無料プラン: 月3回まで生成可能
- 有料プラン: 年額80ドル~
🤖 SlidesAI
https://www.slidesai.io/ja
特徴
SlidesAIは、Googleスライドでの資料作成を効率化するAIツールです。テキストを入力するだけで、スライドを自動生成します。
主な機能
- AIによる要約: 長文を簡潔なスライドに変換。
- デザイン提案: プレゼンの目的に応じた最適なデザインを提案。
- 多言語対応: 日本語を含む複数言語に対応。
料金
- 無料プラン
- 有料プラン: 詳細は公式サイトで確認。
🤖 MiriCanvas
https://www.miricanvas.com/ja
特徴
MiriCanvasは、韓国発のデザインプラットフォームで、画像生成AI機能を搭載しています。プレゼン資料だけでなく、SNS投稿やポスター作成にも対応しています。
主な機能
- 画像生成AI: テキストプロンプトから画像を生成。
- 豊富なテンプレート: 30万種類以上のテンプレートを提供。
- 多言語対応: 日本語を含む9言語に対応。
料金
- 無料プラン
- 有料プラン: 詳細は公式サイトで確認。
🤖 Slidebot
https://slides.bot/ja
特徴
Slidebotは、AIを活用してデザイン性の高いスライドを自動生成するツールです。短時間でプロフェッショナルな資料を作成できます。
主な機能
- 自動デザイン: テキストを入力するだけでスライドを生成。
- テンプレートの多様性: ビジネス、教育、イベントなどに対応。
- クラウドベース: インターネット接続があればどこでも利用可能。
料金
🤖 Beautiful.ai
https://www.beautiful.ai/
特徴
Beautiful.aiは、AIがスライドデザインを自動調整するツールです。デザインスキルがなくても、プロフェッショナルな資料を作成できます。
主な機能
- スマートスライド作成: テキストや画像を入力するだけでデザインを最適化。
- 豊富なテンプレート: ビジネスシーンに特化したテンプレートを提供。
- コラボレーション機能: 複数人での同時編集が可能。
料金
おわりに
AIスライド生成ツールは、資料作成の効率化だけでなく、デザインの質を向上させる強力な武器です。この記事で紹介した10のツールを活用すれば、時間を節約しながら、より魅力的なプレゼン資料を作成できるでしょう。あなたの目的や予算に合ったツールを選び、ぜひ試してみてください。
— 了 —